そして今度こそ出番終了。
よっしゃー今度こそ撮影でもすっか、いやその前にビールだな。
「おい嫁ビール買ってこい」→「テメーが行け」で2人分のビールを買いに行ったり、ロリ・ダニエルさんのラムコークを地面にぶちまけたりしながら終わった感を満喫してたところ、本部テントより怒号が入ります。
「スズキてめーさっきから呼んでんだろ早く来い!!」
まだ出番というか仕事が残っていました。
ジャッジです。
フリースタイルの大会はチームごとのポイントを競うわけです。
本場というかFPA主催だと3部門で採点します。ディフィカルティ、エクスキューション、プレゼンテーションの3つ。
採点は審判員がいるとかではなく、出場してるプレーヤー達でします。
日本でも昔はこのスタイルで採点してたのかな?最近の大会ではここまでやってないと思います。
そんな状況ですので「俺ジャッジとかしたことないし無理」と素直に言い訳すると、
「オーケーじゃあお前エクスキューション担当な。これ一番簡単だから。」
と押し切られジャッジ席に着きました。やはり日本人は弱いですね。
こう書くだけだと外国人があたかも鬼畜レベルに映ってしまう人がいるかもしれませんのでフォローすると、ジャッジの知識0でも親切に教えてくれます。なので大丈夫。以上。
さも分かったフリをしながらジャッジをしてる僕です。名場面。
PCをいじってる人がいますが、これはディフィカルティを採点してるらしいっす。ハイテクですね。
「エクスキューション」ってのは和訳すると「完遂度、完遂点」となるようです。
要するにどれだけミスなしで出来るかってのを測る訳です。
各チームは基本点として10pt持ってます。
ここからミスの重さ・回数に応じて点を引いていきます。減点法です。
減点ポイントの内容はこんな感じ。
軽微なミス 0.1~0.2pt
ドロップ 0.3pt
重大なミス 0.5pt(ドロップしてなおかつコート外にディスクが出てしまったとかそんなの。普段は殆どつけることがないらしい)
なので、例えば演技中に10回ドロップすると0.3pt×10=3.0pt減点、
それを基本ptから引くと10.0-3.0=7.0ptで、最終的に7.0ptがエクスキューション点になります。
あとディフィカルティとプレゼンテーションがありますが、それらについては知りません。
なので聞かれても「はにゃ?」くらいしか答える言葉を持っておりません。
前も書いたかもですが、この日からはトップランクプレーヤーも出てくる訳です。
そうするとそれはあの時YouTubeで見てたあの人だったりする訳でキャー!な訳です。
ついつい見入ってしまいがちになりますがそこは鉄の心でジャッジという役目を全うしたのであります。
いや別に終わった後「さっきのドロップ7回だよな?」とか確認しあってませんよ。
ジャッジも無事終えるとまた例によってビールとくっちゃべりとその辺投げが全開です。
あとはここぞとばかりにミーハー写真を撮りまくりました。
あんま写真ベタベタ貼ってもあれだと思うんで2枚程。
もし他も見たいなんて奇特な人いたらここでも見てやってください。
ビル・ライトと。個人的にこの人ともう1人のプレーヤーを心の師匠と勝手に仰いでます。
且つ僕が大好きなWright Lifeってショップのオーナーでもあります。
即ち物資面でもかなりお世話になってる訳で、未来永劫頭が上がることはないでしょう。
こちらはデーブ・ルイス。
昔ナイキのCMに出てた人(モヒカン)。で、僕はそのナイキのCMを見て始めたわけでつまりは…まあいいでしょう。
最近だと教則ビデオの人みたいなイメージなんでしょうか。
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